2011年 09月 20日
対人ゲームとしての相場、或いはぱりてきさす氏の手法と人でなしたる所以について
「景気が悪くなると株が上がる話」 - ぱりてきさすのデイトレード日記
http://paris-texas.seesaa.net/article/226631700.html
どうも「わかりづらい」とたいへん不評のぱりてきさすブログ、景気が悪くなると株が上がってしまう話である。さもありなん。もともと分かりにくいことを言っている。結論が一足飛びに出ているので、僕自身の理解の整理をかねて、そこに至るまでの彼奴の思考について補足を試みたい。
「相場勘」と「相場観」という言葉がある。意識して使い分けている人をあまり見ないが、これはまったく異なるものだ。漢和辞典など引いてもらいたい。前者は単なる予想に毛が生えた程度のもの。一方後者は少しくメタな話であり、「世界観」「歴史観」と同じように、「相場をどのような場として捉えているか」である。「相場観」についての分類の軸はかなり多くあり(ぱりてきさす氏は同エントリの中で「学派」と呼んでいる)、それらについて語るのは本稿の目的ではないため割愛するが、ここで論じたい軸は、「相場を対人ゲームとして捉えているか否か」である。
まず、相場を対人ゲームとして(徹底して)捉えない場合、プレイヤーが見るべきものは企業業績であり、各国の経済指標であり、或いは何かのテクニカル指標であったり、いわゆるバリュー投資や一部システムトレード等の姿に帰結してくる。そこに他の市場参加者に対する注意はあまりない。
次に、相場を対人ゲームとして(徹底して)捉える場合、プレイヤーは他の市場参加者からどのように金を奪うかを考える。企業業績も経済指標もテクニカル指標も見るだろうが、それそのものではなく、それによって生ずる他の市場参加者のセンチメントに注意を払う。お気づきであろうが、ぱりてきさす氏はこれの極端に立っている。
これは単なる分類であるので、彼奴の凄みを理解するには、今少し言葉を足す必要がある。先週金曜の Skype ミーティングにおける彼奴の発言は、こうであった。
僕自身も、ヴェリタスのブルベアや NAAIM Sentiment、Market Harmonics などの各種センチメント指標を天底の目安にしているが、あくまでも目安程度であり、市場一般の見方から材料織込の温度感を計ろうとしているに過ぎない。敬意を払い、ときに順目で臨むこともあろう。
ところが、同氏はおそらくこういった市場一般のセンチメントはあまり見ていないと思われる。彼奴がやっているのはもっと生々しい、いわば自分の獲物の観察だ。彼奴の思考のパターンは、相場が上がるとか下がるとかの予想(相場勘)ではなく、自分の獲物と見定めた市場参加者を捕食するためにはどうすれば最も効率的か、というものである。

冒頭リンクにあるぱりてきさすブログエントリから、彼奴の思考におけるプレイヤー分布を上に推定・図示した。彼奴は明らかに「市場には、必ず金を強者にばら撒くヘボが一定量存在する」、という前提を持っており、一説には、日々500を超える投資系ブログを観察しているともいわれる。たまには白々しいコメントなどもしているのだろう。僕が彼奴を人でなしと呼ぶ所以だ。
**** Disclaimer!!! ****
各所からいろいろご指摘を頂戴しました。たいへん困ったことにどうもそういうことらしいのです。あのなおめーら、これベタボメやっちゅーねん!どんな読解力してんねん!あんたは雰囲気凄味だけ醸してるとかそんなんじゃなくて僕はちゃんと凄味を感じているんだよと、それはこれこれこうなんだよと、そういう話なんですよこれは!もーやだー

http://paris-texas.seesaa.net/article/226631700.html
どうも「わかりづらい」とたいへん不評のぱりてきさすブログ、景気が悪くなると株が上がってしまう話である。さもありなん。もともと分かりにくいことを言っている。結論が一足飛びに出ているので、僕自身の理解の整理をかねて、そこに至るまでの彼奴の思考について補足を試みたい。「相場勘」と「相場観」という言葉がある。意識して使い分けている人をあまり見ないが、これはまったく異なるものだ。漢和辞典など引いてもらいたい。前者は単なる予想に毛が生えた程度のもの。一方後者は少しくメタな話であり、「世界観」「歴史観」と同じように、「相場をどのような場として捉えているか」である。「相場観」についての分類の軸はかなり多くあり(ぱりてきさす氏は同エントリの中で「学派」と呼んでいる)、それらについて語るのは本稿の目的ではないため割愛するが、ここで論じたい軸は、「相場を対人ゲームとして捉えているか否か」である。
まず、相場を対人ゲームとして(徹底して)捉えない場合、プレイヤーが見るべきものは企業業績であり、各国の経済指標であり、或いは何かのテクニカル指標であったり、いわゆるバリュー投資や一部システムトレード等の姿に帰結してくる。そこに他の市場参加者に対する注意はあまりない。
次に、相場を対人ゲームとして(徹底して)捉える場合、プレイヤーは他の市場参加者からどのように金を奪うかを考える。企業業績も経済指標もテクニカル指標も見るだろうが、それそのものではなく、それによって生ずる他の市場参加者のセンチメントに注意を払う。お気づきであろうが、ぱりてきさす氏はこれの極端に立っている。
これは単なる分類であるので、彼奴の凄みを理解するには、今少し言葉を足す必要がある。先週金曜の Skype ミーティングにおける彼奴の発言は、こうであった。
「今もうみんな売り目線で暴落くるくるぅー言うて株売り切ってキャッシュじゃぶじゃぶやないですかあ。そんなんね、ここで暴落なんか来たらド下手くそが揃いも揃ってみんな底値で株買うてはっぴはっぴーやないですか。そんなことが起きるわけないです」
僕自身も、ヴェリタスのブルベアや NAAIM Sentiment、Market Harmonics などの各種センチメント指標を天底の目安にしているが、あくまでも目安程度であり、市場一般の見方から材料織込の温度感を計ろうとしているに過ぎない。敬意を払い、ときに順目で臨むこともあろう。
ところが、同氏はおそらくこういった市場一般のセンチメントはあまり見ていないと思われる。彼奴がやっているのはもっと生々しい、いわば自分の獲物の観察だ。彼奴の思考のパターンは、相場が上がるとか下がるとかの予想(相場勘)ではなく、自分の獲物と見定めた市場参加者を捕食するためにはどうすれば最も効率的か、というものである。

冒頭リンクにあるぱりてきさすブログエントリから、彼奴の思考におけるプレイヤー分布を上に推定・図示した。彼奴は明らかに「市場には、必ず金を強者にばら撒くヘボが一定量存在する」、という前提を持っており、一説には、日々500を超える投資系ブログを観察しているともいわれる。たまには白々しいコメントなどもしているのだろう。僕が彼奴を人でなしと呼ぶ所以だ。
**** Disclaimer!!! ****
各所からいろいろご指摘を頂戴しました。たいへん困ったことにどうもそういうことらしいのです。あのなおめーら、これベタボメやっちゅーねん!どんな読解力してんねん!あんたは雰囲気凄味だけ醸してるとかそんなんじゃなくて僕はちゃんと凄味を感じているんだよと、それはこれこれこうなんだよと、そういう話なんですよこれは!もーやだー

# by zoomchaka | 2011-09-20 00:55 | 相場観・指針 | Comments(7)















