不二越の09.11期中間決算、及び通期業績下方修正。この会社は11月という妙な決算月なので、当然どこよりも先行して業績発表があるので重宝してます。前年同期比▲47.2%減収。通期大幅下方修正。
Source: 見えるXBRL - 6474不二越http://disc.g2s.biz/code/6474.html機械工具事業では、航空機やエネルギー関連向けの精密工具、工作機械が底堅く推移しましたが、自動車向けの工具や工作機械、ロボットの需要が急激に落ち込んだ結果、機械工具トータルの売上高は211億18百万円(前年同期比48.5%減)となり、6億28百万円(同34億87百万円の減益)の営業損失となりました。
部品事業では、鉄道車輌や造船などインフラストラクチャー関連向けのベアリングや、省エネ油圧ユニットの需要が堅調に推移しましたが、建設機械向けの油圧機器、自動車向けのベアリングが低迷し、部品トータルの売上高は289億53百万円(同46.7%減)となり、15億11百万円(同71億95百万円の減益)の営業損失となりました。
その他の事業では、特殊鋼や熱処理装置の需要落ち込みにより、売上高は53億51百万円(同44.0%減)となりましたが、営業利益は2億85百万円(同70.4%減)を確保しました。
書いてあることに違和感はまったくない。さもありなん。造船の先行きは相当怪しいけどね。ただし、通期業績予想の修正幅が僕の想像をかなり超えて、下期からの回復などほとんど期待できない内容だったので(今年1月に作ったの売上予想から、さらに40%落としてんだぜっ!)、個人的にはそれなりにショック。Green Shoots の正体見たりなどと思った。僕の認識では、今起きている現象は、昨年秋までデカップリングだ何だと理屈をつけてスロットル全開で突っ走ってきた経営が、いきなりサイドブレーキまで引いた急ブレーキをかけてがつーんと急停車。漸く最近になってそろりそろりと滑り出したというイメージ。
この「そろりそろり」の部分が見ようによっては "新芽" に見えなくもない、ただそれだけという認識。しかも、
経営者自身が株価と業況感の乖離にかなり怯えているので、そんなこんなをすり合わせるとこういう業績予想が出来上がるのだろう。
しかしだお立会い、この話まだ続きがある。場中発表なんですよこれ。

何時発表だったかは見りゃお分かり頂けると思いますが、4%ほど落としたあとは結構底堅かったのよね。ちょっと信じられないなあ。ほんとに織り込んでるかこんなの?貸借1.03倍なりの値動きなのかもしれないけれど。
当分、こうやって
買う理由を少しずつ消費しながら相場は続いていくんだろう。
しかしこの会社元々あんまり財務体質がいい方じゃないんだけれども、いろいろちょっと微妙な状況になってきた。下期以降に多少戻したとして、年間ベースでだいたい営業CF▲100億、Sustaining Capex ▲100億。で、現在 Equity 560億でネットデットが620億。ほんとにこの状況が長期化すると考えているとなると、何らか資本増強が必要になってくるはずなんだけど・・・。